ダクト清掃の必要性

 
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ダクトが汚れると

ダクトは、建築物の空調の搬送経路として、また新鮮空気の導入もしくは汚染空気の排出経路として、あるいは厨房の排気設備の搬送経路として建物内に設置されているものです。それぞれに役割があるのですが、汚染されたダクトを清掃しないと美観的問題、衛生的問題、機能的問題、防災的問題、経済的問題等々いろいろな弊害が出てきます。建物を管理するものとしては、予防保全という視点が必要になります。
 
 

1. 空調ダクト

ビルなどの建築物の空気は、空調システムを通して私たちに供給されます。空調機とその搬送経路であるダクトが汚染されると、次のような問題が起こります。 空調ダクト
 
● 熱交換効率の低下やダクト系の抵抗の拡大によって引き起こされるエネルギーロス
● 吹出し口からの粉じん飛散や微生物飛散による美観、衛生的問題
● ダクトを含む空調システム内の悪臭が室内に供給されてしまう臭いの問題
● 外気導入不足によるCO2濃度上昇にみられる環境衛生的問題
 
 

2. 換気ダクト

トイレ換気や倉庫等の空調を必要としないところに設置されるダクトです。空調ダクトと同じく汚染されたまま放置すると、次のような問題が起こります。 換気ダクト 
● 粉じん付着による排気能力の低下
● 粉じん付着によるダンパ不具合等の防災的な問題
● 排出されない臭いの問題
● 汚れた外気の導入による諸問題
 
 

3. 厨房排気ダクト

調理で利用した油、ガス、熱気を屋外に排出するダクトです。油塵等の堆積を放置すると次のような問題が起こります。 厨房排気ダクト 
● 油塵付着による排気能力の低下
● ダクト火災等の防災面での問題
● ダクトからの油塵漏れ等の不具合発症
 
適切な汚染診断方法により定期的な汚染診断をおこない、汚染状況を正確に把握した上で、汚染状況に応じてダクト清掃や空調機、ファン等のメンテナンスが必要です。
 
 

定期点検の目安

1. 空調ダクト... 空調ダクトの汚染を放置しますと、衛生面の問題等様々なトラブルが起こります。一般的には、空調ダクトは5-10年スパンでダクト清掃の計画をすることをお勧めします。建築物の立地条件や空調の設置状況により、ダクト内の汚染の具合が変わりますので適切な清掃計画を立てるためにも、空調システム全般の定期的な汚染診断が効果的です。
2. 換気ダクト... 換気ダクトも空調ダクトと同じく、汚染を放置しますと、衛生面等様々なトラブルが起こります。特に排気ダクト内での汚染状態を放置するとダクト火災の原因にもなり得ます。適切な清掃計画を立てるためにも定期点検をおススメします。
3. 厨房排気ダクト... 厨房排気ダクト内部は、調理で利用した油や繊維状のホコリが付着します。このまま放置しますと、防災面や設備の機能、衛生的トラブルを引き起こします。1年1回の点検と必要に応じてダクト清掃を計画することをおススメします。